本文へスキップ

浪江町商工会新サイト

商工会は行きます 聞きます 提案します
〜会員満足向上運動〜

復興を問う 〜「人手が足りない」〜
応援、自助努力は限界

                      
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く浪江町。
 町内では来年春の帰町開始に向けた動きが本格化している。
 町は第二次復興計画の策定を進めている。当面の生活再建のみならず、十年後の未来を見据えた町の再生像を町民に示す狙いがある。
 観光交流拠点の整備や新産業の誘致促進、医療・介護・福祉体制の構築などを進め、原発事故前のにぎわいを取り戻す設計図でもある。
 盛んだった漁業の復活、町の七割を占める森林の活用など浪江特有の課題に対する施策も盛り込まれているが、実現に向けた事務量は膨大だ。
 現在の町の正規職員数は約160人で、震災前の約180人よりも減っている。全国の自治体からの派遣職員や臨時職員で補ってはいるが、十分ではない。帰町が始まれば、住民の生活再建支援など業務はさらに増えると予想される。人手不足は復興計画の実現に影を落としている。
 町はこれまで、県と連携して全国の自治体を訪問するなどして職員の派遣を求めてきた。しかし、各自治体も財政事情から人員が余分にいるわけではなく、現状の14人の派遣が限界に映る。
 一方、町職員も避難先での暮らしになじんできた。避難先で6年近く暮らした事実は重い。避難指示が解除され、全ての業務が町内に戻れば辞職する職員が相次ぐかもしれないと懸念される。
 自助努力には限界があり、国の退職職員の再任用など人員確保に向けた支援が必要だ。


引用元:福島民報(平成28年12月2日掲載分)




 

バナースペース

浪江町商工会

〒964-0906
福島県二本松市若宮2丁目154-1

TEL 0243-22-9100
FAX 0243-22-9105
Email:namieskk@fork.ocn.ne.jp